本当は卒業研究テーマにする予定でしたが、データ収集がかなり難しいのと、取れたデータで相関係数を見たら割とあっさりしていたので、卒業研究のテーマからは外しました。
以下の条件でデータを収集し、偏差値と大学院進学率の相関係数を算出しました。
情報名 | 内容 |
---|---|
抽出条件 | 1. 東進(https://www.toshin-hensachi.com/)にて理系に分類される大学・学科
2. 偏差値50以上(ある程度収集量を抑えるため)
3. 医・薬学部系を除く(6年制で大学院進学率が極めて低いため) |
偏差値データ | 東進(https://www.toshin-hensachi.com/)から引用
(国立大学の場合は前期の偏差値を採用) |
大学院進学率データ | 各大学の公開情報データから引用
(一部、どうしても手に入らない場合は大学受験パスナビ[旺文社]のデータを引用) |
その他備考 | 大学単位または学部単位でしか情報を公開していない場合もあったので、その場合は学科データを統合し、偏差値においてはその学部に含まれる学科偏差値の中央値を採用した。平均値採用をしなかったのは、外れ値の影響を減らすためである。 |
生データ
学生が集めたデータなので、正確性等についてはある程度大目に見てください汗
分析結果
私立大学におけるサンプル数:220 国立大学におけるサンプル数:143
私立大学における「偏差値」と「大学院進学率」の相関係数:0.572(相関がある) 国立大学における「偏差値」と「大学院進学率」の相関係数:0.571(相関がある)
分布グラフ
私立の赤点部分は我がデザイン工学部のデータです。もうちょい頑張る必要がありそうです汗
ひとまずの結論
それなりに相関性はありそうです。